TPM(Total Productive Maintenance)とは、
主に製造業において導入されている全社的設備管理手法で、
(生産)設備システムのライフサイクル全体を対象に、
生産効率を阻害するロスの発生を未然防止することを目指して、
人・設備・企業の体質改善を図る総合的活動を意味します。
1971年に社団法人日本プラントメンテナンス協会によって提唱されたもので、
同協会の登録商標でもあります。
TPMは1980年代に急速に普及し始め、自動車産業から始まって、
半導体、装置産業に広がり、
現在では食品産業などあらゆる業種に取り入れられています。
初期段階は生産部門を中心とした設備の生産性向上を狙った活動でしたが、
現在では技術部門、事務間接部門も含めた全社活動となっています。
活動のねらいは災害ゼロ、不良ゼロ、故障ゼロなど、
効率を阻害するあらゆるロス(※)、ムダを徹底的に排除し、
生産効率を極限まで高めて行くことです。
そして、同時にこの活動を通して、
そこで働く人々の考え方や行動も変えて行くことも狙いの一つです。
各職制・階層ごとにQC活動に似た重複小集団を編成し、
清掃・点検・復元・改善・維持などの諸活動を行っていきます。
活動内容は(1)個別改善、(2)自主保全、(3)計画保全、(4)教育訓練、
(5)製品・設備の開発管理、(6)品質保全、(7)管理間接部門の効率化、
(8)安全衛生環境の管理 の「8本柱(活動)」で展開していきます。
※故障ロス、段取り・調整ロス、消耗品交換ロス、立ち上がりロス、
チョコ停・空転ロス、速度低下ロス、不良・手直しロス
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